バイクのブログ

モトブログの補完です。

ヘキサゴンレンチをグレードアップ

今まではホームセンターで売っている安物の六角レンチを使用していました。
これで特に問題もなく10年近く使ってましたが、Vストローム250に乗ってから事情が変わりました。
Vストは中国産という事で日本国内生産品と比べるとお世辞にも品質は良いとはいえません。
(それを差し引いても良い部分は多いですよ。)
その中でも私が困ったのは六角ボルトがナメやすいという事です。
固く締まったネジを緩めようとするとイヤ~な感触が...
すぐさま力を緩めネジを見ると角の部分が若干変形しています。
下の写真ではイマイチ見え難いかもしれませんが、少し角が変形しています。
f:id:nabe-hiro:20200519095811j:plain この部分以外でもフロントフェンダー周辺のネジはほぼ全滅です。
工具の先端を良く見ると角がヘタってますね。
f:id:nabe-hiro:20200519101436j:plain これではネジに問題がなくてもナメる可能性は大きいです。
但し、ZX-10Rの方ではナメる気配はないので、一概に工具だけがダメとも言い切れません。
Vストはどのボルトでもレンチを挿すと「ゆるい」感じがあります。
その事を会社のメカ設計をする同僚に話したところ、「ヘキサゴンレンチは使って行くと角がへたるから消耗品だよ」とのアドバイス
2台のバイク共六角ボルトは結構使っているので使用頻度は高く、ナメるよりはと思い調査してみました。
そして私が選んだヘキサゴンレンチはこちら。
f:id:nabe-hiro:20200519103441j:plain Wera(ヴェラ) 3950SPKL/9 です。
材質はスレンレスですが、違う材質で少し安い950SPKL/9もあります。
このレンチですが先端の形状が特徴的で単なる6角形ではなく、角と角を結ぶラインが少しへこんでいるような形状になっています。
この形状の理由はレンチとボルトの接触面を増やしボルトに与えるダメージを少なくするのが目的との事です。
f:id:nabe-hiro:20200519104727j:plain
繰り返し締めたり外したりするボルトにはいいですね。
これでイヤ~な感触があったボルトも無事救出できました。
但し、ダメージの大きいボルトはどんな優れた工具でも対応しきれませんので交換しましょう。
さらにこのレンチは先端部以外が丸い形状なのでしなりが少ないです。
狭い場所でレンチを大きく回せない所なんかでレンチがしなっただけで終了とかも解決してくれそうです。
ちなみに購入先は一番安かったAmazonですが、価格は常に変動しますのでご自身でご確認してください。

はじめに

今まではYoutubeでモトブログ(動画のブログ)を発信していましたが、メンテナンスなどは動画より静止画+文字の方が伝わりやすいと思いモトブログの補完的な位置づけとしてブログを始めました。
動画では喋りや字幕がメインとなり、見ている人がじっくり見たいと思っても動画では刻々と変わっていき肝心な部分を見逃したりする事もあります。
そして、このブログは自分の備忘録も兼ねております。